ネム(XEM)がアツい??今後や将来性
- 2020.09.08
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「NEM(ネム)って今後価格上がるのかな…?」
そのような悩みを抱えてはいませんか?
確かに、最近では大型アップデートSymbol(シンボル)も控えているので気になりますよね。
そこでこの記事ではNEMの今後・将来性について解説し、購入にオススメの取引所やNEMの懸念点について触れていきます。
これを読めば、NEM(ネム)の今後や将来性について理解して、より正確な投資判断ができるようになるはずです。
ネムの今後についてまとめると.... ・2020年12月予定の大型アプデ「Symbol」で性能が飛躍的にUPする ・ビジネス面での将来性が高い ・ネムとSymbolは厳密には別物 ・Symbolの影響でネムの価格が上がる可能性はある
NEM(ネム)とは
NEM(ネム)は、新しい経済圏を作ることを目的として開発された多機能プラットフォームです。
勘違いが起こりやすいのですが、NEMは暗号資産(仮想通貨)ではなくプラットフォームのことを指します。
NEM(ネム)の暗号資産(仮想通貨)はというと、XEM(ゼム)です。
NEMは、他の通貨と同じような特徴を持っていますが、独自の承認方式PoIなど独自性があります。
NEM(ネム)の特徴
・承認方式がPol ・承認報酬がハーベスト ・アポスティーユ(公証)機能がある
富裕層の独占を防止する承認方式「PoI」を採用
NEMは、承認方式に独自のPoI(Proof of Importance)を採用しています。
PoIはユーザのネットワークへの貢献度をはかり、その貢献度に応じて報酬が分配されます。(=ハーベスト)
貢献度(重要度=Importance)をあげるには2つの指標があります。
1.NEMの保有量 2.NEMの取引量
NEMは、「保有量」だけでなく、「取引量」も考慮することで「お金を持っている人だけが報酬を獲得する」という構図ができないようにしています。
また、PoI電力をそこまで必要としない為、大量の電力を必要とするPoW(Proof of Work)よりもエコなシステムです。
貢献度によって報酬がもらえる「ハーベスト」
ハーベストは、ビットコインでいうマイニングのような報酬獲得方法です。
上記のPoIで重要度を上げることができたユーザーに、ハーベスト報酬が与えられます。
この報酬は、重要度を上げた方がもらいやすくなります。
第三者を必要としない「アポスティーユ(公証)機能」
NEMのアポスティーユ(Apostille)とは、ブロックチェーン技術を利用した公証機能です。
アポスティーユでは、土地や自動車の所有権の登記、契約書やメールなどのタイムスタンプ記録、売上データなどの監査が必要となるデータの記録などができます。
ブロックチェーンは改ざんが不可能なため、公証にブロックチェーンを用いることによって、第三者機関を必要としない公証が可能となります。
本来公証は費用も時間もかかりますが、アポスティーユにより不要なコストの削減が期待されています。
NEM(ネム)の今後・将来性
NEMの今後の関わる7つのポイント
1.大型アップデート「Symbol」で性能が飛躍的に上がる
2.セキュリティが非常に強い
3.簡単に個人dめおICOができる
4.決済手段としての利用拡大が期待
5.mijinのさらなる普及
6.各国の企業・政府と提携
7.2022年W杯のホテル建設での利用が決定
1. 大型アップデート「Symbol」で性能が飛躍的に上がる
Symbol(シンボル)とは、NEMの処理速度とセキュリティを格段に向上させるアップデートです。
Symbolへと移行した後は、決済に支障がないレベルまでの処理速度を実現できます。
現在、1秒間に処理できるトランザクションの数は以下の表の通りです。
通貨名 | トランザクション処理数(秒) |
ビットコイン(BTC) | 約5~8 |
イーサリアム(ETH) | 約13~15 |
リップル(XRP) | 約1000~2000 |
ネム(NEM)※Symbol実装後 | 約4000 |
処理速度が早いと言われているあのリップルよりも圧倒的に早い処理速度を持つようになります。
送金詰まりなどが問題視されている中、利用者が増えても送金スピードが早いというのはかなりの強みになってくると思います。
Symbol(シンボル)の正式リリースは2020年12月の予定です。
新たに誕生する通貨「Symbol(XYM)」は、9月上旬から始まるオプトイン期間にあらかじめ申請しておくと無料でゲットすることができます。
(具体的な申請方法については未発表)
そして12月上旬に実施されるスナップショットで入手できるXYMの量が確定します。
スナップショット時に保有しているネム(XEM)と一対一の量のSymbol(XYM)がその後無料配布されます。
あらかじめXEMを保有しておく必要があるので、まだ持っていない方は早めに購入しておきましょう!
2. セキュリティが非常に強い
NEMは他の暗号資産(仮想通貨)の中でもセキュリティが強いことで知られています。
ノード同士がお互いを監視・評価をしあって、悪質なノードを見極めるEigen Trust++という仕組みを採用しています。
(厳密にはEigen Trust++を少し改良したもの)
具体的には、ノードが発信した情報が本当に正しいかを別のノードたちが確認して評価していくことで、そのノードの信頼度が決められます。
信頼度が低いノードはシステムから悪質な存在と認識され、最終的にネットワークから排除されます。
3. 簡単に個人でもICOができる
企業などが独自の暗号資産(仮想通貨)を作って売り出すことをICOと言いますが、NEMのプラットフォームを使えば、誰でも個人で簡単にICOをすることができます。
例えば、アイドルが握手券代わりのトークンをCDを売り出すたびに発行して、そのトークンの取引所なども整備するとします。
すると握手券の適正価格も取引所の価格で分かるとともに、ブロックチェーンの強みでもある透明性が転売の撲滅にも貢献すると予想できます。
こう考えると、個人用のICOプラットフォームは社会に一定の需要があることがわかります。
NEMが個人のICOに使われるようになれば、NEMの価値上昇が大きく期待できるでしょう。
4. 決済手段としての拡大が期待
NEMの処理速度の速さは、決済手段として大きく期待できます。
さらに送金手数料がとても安く、また一切の匿名性がない為すべての取引を追うことができるクリーンさも持ち合わせてます。
実際にNEMを決済手段として導入している店舗が日本国内で91店舗存在します。
91店舗の詳細は、nem mapから見ることができます。
しかし、着々と店舗数を増やしているのは事実ですが、日常的にNEM決済を使えるようになるのはもう少し時間がかかるでしょう。
ですがもし、Amazonや楽天市場のような大手通販サイトがXEM決済を採用したら、爆発的にユーザーが増えることになるかもしれません。
5. mijinのさらなる普及
mijin(ミジン)は、NEMの技術を用いたブロックチェーンです。
金融系・医療・物流管理などを含めた約400社以上がサービスを利用しています。
実はすでにmijinには、大型アップデート「カタパルト(Symbolの旧名)」が実装されています。
そのため処理速度が圧倒的に早く、実用化も着実に進んでいるため、mijinの普及が今後のNEMの発展に大きく影響してくる可能性は高いです。
6. 各国の企業・政府と提携
NEM(ネム)の開発を手掛けるネム財団はすでに、先ほどのmijinを提供するテックビューロや欧州リストニアの通信会社FIX Networkとの提携を発表しています。
また、2018年にはアラブ首長国連邦(UAE)、2019年にはマレーシア政府といった国家機関とも提携しています。
NEMはアップデートによってセキュリティもより強力になるので、法定通貨の信頼が弱い国では特にNEMの利用が拡大する可能性が高いです。
7. 2022年W杯のホテル建設での利用が決定
2022年に開催される予定のFIFAワールドカップは中東カタールで開催される予定です。
その際に必要となるホテルの建設プロジェクトに、NEM(正確にはSymbol)のプラットフォームが利用されることが分かりました!
これを機に実用化がさらに加速していけば、Symbolの需要も確実に上がっていくことになるでしょう。
NEM(ネム)の購入にオススメの取引所
Coincheck(コインチェック)は、Symbol(XYM)への対応を検討している数少ない取引所になります!
個人ウォレットでもXYMはもらうことができますが、セキュリティがしっかりしている取引所のウォレットを使う方が安全です。
Coincheckは東証一部のマネックスグループが運営しており、セキュリティが非常に強いことで知られています。
そのためSymbol(XYM)が欲しい方は今のうちにCoincheckでネム(XEM)を保有しておくのがいいかと思います!
コインチェックではレバレッジ取引ができない
コインチェックではネムのレバレッジ取引はできませんが、GMOコインとDMM Bitcoinならネムのレバレッジ取引が可能です。
アップデートの前後では大きく値動きすることが予想されるので、レバレッジをかけて買い、または売りから取引する準備をしておくことがおすすめです。
取引所によってSymbol(XYM)への対応が異なるかもしれませんので、両方登録しておくのが安心です。
NEM(ネム)の懸念点
よく間違えやすいですが、NEMの性能が上がったものをSymbolと呼ぶ、という見方は正確には正しくありません。
SymbolはNEMとは互換性のない全く別のチェーンなので、SymbolとNEMは別々のチェーンです。
今NEMに集まっている需要・価値の多くはSymbolに移動してしまうことが考えられるため、その後のNEMの需要は必然的に低下すると考えられます。
ただ、ネム財団はSymbol誕生後のNEMチェーンを今後も稼働し続けるために開発を進めているので、NEMの価値が下がると断言するのはまだ早そうです。
今後も最新の開発状況を要チェックです。
NEM(ネム)の今後を予想
NEM(ネム)の今後を予想するのに欠かせないのが、やはりSymbolです。
Symbolでは処理速度やセキュリティといった性能がNEMとは比べ物にならないほど大幅に強化されます。
これによって、決済手段としての急速な普及が見込まれ、さらに企業や政府のプロジェクトにも利用されるほどの高いポテンシャルを持つことになります。
ただこれはあくまで新たに誕生するSymbolプラットフォームの話であって、元々のNEMプラットフォームではないことに注意が必要です。
今年12月中旬にリリース予定のSymbol(XYM)ですが、同月上旬のスナップショット時に保有しているネム(XEM)と同数のXYMを必ずもらうことができます。
つまり、その時まではネム(XEM)を保有しておこうという人が増えるため、結果として2020年後半にはネム(XEM)の価格は上昇する可能性が高いと言えるでしょう。
価格が上がりきる前に早めに保有しておくのがおすすめです。
NEM(ネム)の今後・将来性まとめ
今回は、NEMの今後・将来性について解説しました。
Symbolアップデートによってこれまでよりも価値が高まることはほぼ確実と言っても良いでしょう。
申請をすればXYMを無料でもらうことができるので、この機会を逃さないようにネム(XEM)を保有しておきましょう!