持っている仮想通貨・暗号通貨は売れるのか?

持っている仮想通貨・暗号通貨は売れるのか?

過去に暗号資産(仮想通貨)を購入したまま、売却せずに保有し続けている方もいらっしゃると思います。いつか売却するその日のために、ここでは取引所を利用した暗号資産(仮想通貨)の売却方法と、暗号資産(仮想通貨)取引所を利用せずに暗号資産(仮想通貨)を売却する方法をご紹介します。

暗号資産(仮想通貨)取引所を利用して換金

換金は暗号資産(仮想通貨)取引所で暗号資産(仮想通貨)の取引所を利用するのが現在最もポピュラーな方法といえます。取引所では板(注文控え)を使って暗号資産(仮想通貨)を売りたい人と買いたい人のマッチングを行います。暗号資産(仮想通貨)の売り買いをすることはもちろん、取引をする中で得た利益を日本円に換金することもできます。取引所の登録は、インターネット上でメールアドレスなどの個人情報と本人確認書類(パスポートの写真など)を提出することで登録できます。

コインチェックやDMM Bitcoinなどの国内取引所であれば手順が簡単ですので比較的簡単にビットコインを換金することができます。しかし、利用する取引所によって手数料が異なるので、どこを利用するかは非常に大切なポイントとなってきます。

そこで、ここでは主な国内取引所の手数料を比較してまとめました。

取引所(販売所)名  
入金手数料 取引手数料  出金手数料
コインチェック 無料  無料 400円
DMM Bitcoin 無料 無料 無料
GMOコイン 無料 無料 無料
bitflyer 無料 0~0.15%  216円~756円
Liquid by Quoine 無料 無料 各金融機関所定額
Zaif 無料  無料 350円~756円
bitpoint 無料 無料 各金融機関所定額
bitbank  無料  無料  540円〜756円

入金には銀行からの振込手数料は必要になるので、振込手数料無料のネット銀行などを使うと良いです。手数料と同時に大事になるのが、操作画面の使いやすさです。特にスマホで出金する場合、 ちょっとした指のズレで、暗号資産(仮想通貨)を失ってしまうこともあります。一度、使いやすいコインチェックなどで購入から換金まで経験しておくことをお勧めします。

ビットコインATMを利用して換金

ビットコインATMでは、ビットコインを現金で購入したり、ビットコインを売却して現金を引き出したりすることができます。スマートフォン型のウォレットを持っていればQRコードをかざすだけで簡単に換金することができます。先程紹介した暗号資産(仮想通貨)取引所とは違って取引口座を開くといった面倒な手間がいりません。ビットコインATMでは取引額の5〜10%ほどが手数料として取られるため、取引所で換金をするよりも割高となっています。

Coin ATM Raderによると、2020年時点でビットコインATMは全世界で6317台設置されています。世界的に設置台数が増える中、日本では現在ビットコインATMとして利用できるのは0台となっています。以前は東京や茨城にもありましたが、撤去されました。福岡に唯一ある2台のビットコインATMは2018年4月より暗号資産(仮想通貨)の取引を停止しています。

今後、海外観光客のインバウンド需要を考慮すると、利用可能なビットコインATMが出来てくるかもしれません。

プリペイドカードを利用して換金

プリペイドカードやデビットカードを利用して暗号資産(仮想通貨)を換金するという方法もあります。これらのカードは翌月末払いのクレジットカードと違って、チャージしている分だけ・口座に入っている分だけ使用できるというカードです。これらのカードは、ビットコイン(BTC)からお金へと換えることは出来ますが、カードを使ってお金からビットコインへと換えることは出来ません。CoincheckやZaifではビットコイン(BTC)をプリペイドカードやバンドルカードにチャージすることが出来ましたが、2019年12月時点では一時停止中です。

仮想通貨・ビットコインの換金・現金化 まとめ

今回は、暗号資産(仮想通貨)・ビットコインの換金方法について解説しました。

おさらいをすると、ビットコインの換金方法は「取引所を使う」「ビットコインATM」「プリペイドカード」の3種類があります。みなさんが保有しているビットコインを日本円に換金する時に、この記事がお役に立てていれば幸いです。換金に最もおすすめの取引所は、コインチェックです。操作がとにかく簡単なので、ミスが不安な方でも安心して使えるはずです。